これから寒くなってくる時期ですね。
寒くなってくると心配なのが風邪です。
特に、小さな子供さんを持つ親御さんは心配になると思います。
風邪で高熱が出てから「どうしよう・・」
とならないように、いまからやっておける風邪予防をしておきましょう。
子供の風邪のひきはじめにすべき対策
風邪は悪化する前のひきはじめが肝心だとよく言われますね。
ですが、どのタイミングで病院にいけばいいのか・・
自宅でゆっくり過ごすほうがいいのか・・
と悩む方は多いと思います。
あれ、風邪かも?と気づいたら、子供さんの症状をよく観察してみて下さい。
発熱もなく、少し鼻水と咳だけで元気に過ごしている場合
鼻水の色とゼイゼイ具合(夜ちゃんと熟睡できているか)で、病院を受診するか判断してみてはいかがでしょうか。
鼻水に色がつき始めたら2~3日中に念のため受診する方がいいでしょう。
これは、中耳炎の予防のためです。
子供は中耳炎になりやすく、なってしまうと夜中に耳に痛みが出やすいため
ぐっすり眠る事ができず、何回も起きてしまいます。
また、咳については、どんな状態の咳なのかは把握していないといけません。
悪化していると思ったらすぐに受診します。ただの咳と言ってもこれが意外とと体力を消耗してしまいます。
咳も悪化すると寝つきが悪くなってしまいます。
風邪の初期症状がひどくなることもなく、子供さん本人が元気であれば、自宅で安静にゆっくり過ごして
様子をみてもいいと思います。
栄養のある食事を心がけ、部屋の加湿をしてあげましょう。
特に、夜寝るときに部屋を加湿すると効果的です。
子供は寝相が悪く、お布団をかぶらない子も多いですので、肌着を必ず着せて寝かし
日中は着替えをするたびに必ず肌着も交換するようにしましょう。
子供の風邪予防に効果的な食べ物
風邪をひかないように、普段からの食事も気をつけたいところです。
病院で処方されるお薬ばかりに頼らず、できるだけ風邪予防に効果的な食べ物を取り入れたいですよね。
まず、たんぱく質は基礎体力をつけ抵抗力を高める働きがあります。
毎日食事に取り入れるようにしましょう。
(魚介類・卵・肉類・卵・大豆製品・乳製品など)
ビ
タミンCは免疫力を高める効果があります。
(イチゴ、みかん、キウイフルーツ、ブロッコリー、ほうれん草、イモ類など)
ビタミンAは、のどや鼻などの粘膜を保護する効果があります。
(ほうれん草、人参、カボチャなどの緑黄色野菜、うなぎ、チーズなど)
亜鉛は疲労回復、新陳代謝を活発にし、免疫機能を高める効果があります。
(カキなどの魚介類、赤身の肉類、レバー、豆、ナッツ類、大豆製品など)
身体を温める食品には
ねぎ、にら、にんにく、玉ねぎ、生姜、唐辛子などがあります。
子供さんへの食事に唐辛子は使う事はあまり無いと思いますが
刺激成分や辛味成分には消化を助ける働き、殺菌効果もあり風邪予防に効果的です。
唐辛子以外の玉ねぎや生姜は取り入れていきたいですね。
ですが、のどが痛む時、胃腸の悪い時には控えましょう。
一度に沢山の野菜を取るのは難しいので、生姜を入れた具だくさん野菜スープなどは
体も温まるし野菜が苦手な子供さんにもオススメです。
家族が風邪!?うつさない為の感染予防の方法
もし、子供さん以外の一緒に住む家族が風邪をひいてしまったらうつしてしまわないか心配です。
感染ルートは「飛沫感染」「接触感染」ですから、
部屋の中では必ずマスクをつける
子供さんとの接触をできる限りさける
ドアノブなど、手に触れるものは除菌をする
以上の感染予防をしっかりやっておけばまず感染は無いと思います。
そして子供さん自身が魚、肉、野菜など栄養をしっかり摂って身体の免疫力を落とさないようにし
少々早く寝て、しっかりと睡眠をとり、エネルギーを貯えてください。
そして、まめにのどを潤しておくのを心がけましょう。(ウイルスは乾燥を好みます)
市販のうがい薬を嫌がる子供さんには、緑茶でうがいするのも効果的です。
また、寒いですがたまに部屋の窓を開けて換気もすることもオススメします。
開けるのは5~10分程度で大丈夫です。
加湿器で部屋の湿度をあげつつも、換気は必ずしましょう。
まとめ
寒い時期だと、どうしても風邪が流行ってしまいますし
幼稚園やご両親の職場で風邪をもらってきてしまう事は避けられません。
ですが、日々の食事やひきはじめに適切に対処しておけば、悪化することなく
元気に過ごせます。
風邪対策の食事も、寒い時期だけではなく普段から取り入れていきたいですね。
普通の風邪だけでなく、インフルエンザも流行してくる時期ですので
うがい・手洗いを徹底して
元気に冬を乗り切りましょう