北朝鮮の白頭山噴火するとどうなる?日本への影響と地震との関係性は?

北朝鮮の度重なる核実験で、白頭山噴火の危険性が高まっています。

もし噴火した場合、どのような被害があるのか、

日本への気になる影響や噴火と地震の関係性について

分かりやすく解説したいと思います。

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北朝鮮の白頭山が噴火するとどうなるの?

以前から何度も核実験をしている影響で

北朝鮮にある白頭山が噴火する危険性があると報道されています。

白頭山(はくとうさん、朝鮮名パクトゥサン)という山は、

北朝鮮と中国の、ちょうど国境付近にあります。

標高2744メートルの火山です。

核実験を行っている施設から、わずか130キロの距離に白頭山があるので、

今後核実験を行うとますます噴火の危険性は高まります。

この白頭山は、噴火すると最悪の被害が想定される火山の一つと言われています。

過去にも噴火した記録があり、946年の噴火では火山灰が

1100キロ離れた日本にまで降り注ぎました。

その降り注いだ火山灰は5センチほど降灰したとも言われています。

火山灰が降り注ぐと、当然農作物に大変影響を受けてしまいます。

それは、3センチ火山灰が降り積もれば作物の90パーセントが収穫できないと言われています。

こう考えると、過去の大噴火でどれだけの日本の農作物が被害を受けたかが分かりますね。

それだけでなく、航空の交通機能は麻痺し、

重大な大気汚染による死亡者発生など、世界的に影響を及ぼします。

以前から噴火の危険性が高いことを専門家が伝えていましたが、

度重なる核実験でその危険性は更に高まっています。

その核実験も、どんどん規模が大きくなっていますので

火山に与える影響は大きくなっています。

白頭山が噴火すると日本への影響は?

私達が一番気になるのは、やはり日本への影響ですよね。

過去の大噴火で日本にも火山灰が降り注いだように

やはりその被害から避ける事はできそうにないです。

なぜなら、偏西風の影響で風向きがどうしてもこちら側になってしまうからです。

一部の地域のみなのか、広範囲に広がるかは

風向きや噴火の規模などの状況によるのでハッキリとは分かりませんが、

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日本に全く影響がない・・

という事にはならないようです。

もし噴火した場合、

8時間後には火山灰は日本海に広がり、

18時間後には関西にまで届くとシュミレーションされています。

白頭山は2020年までに68%、2034年までには99%の確率で噴火すると専門家からは予測されています。

農作物の被害や交通機関の麻痺などは、私達の住む日本にも被害が予想されるので、

何が起きても大丈夫なように日頃から備えだけはきちんとしておくように心がけましょう。

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白頭山噴火と地震の関係性は?

私達が気をつけなくてはいけないのは、噴火による火山灰の被害だけではありません。

なぜなら、噴火と地震との関係性があるからです。

1597年以降の白頭山噴火では

噴火の後に日本に巨大地震や火山噴火のケースが多いからです。

北朝鮮と日本は離れているのになぜ?

と思いますが、この理由は実は白頭山と西日本はアムールプレートという

一つのプレート上で繋がっているからなんです。

なので、地殻変動が起きた場合

影響を受けて南海トラフ大地震や富士山噴火の引き金になってしまう可能性があるのです。

同一プレート上ですので、逆もしかりです。

東日本大震災の影響が数年後白頭山の噴火に繋がり、

その噴火の影響で日本に地震や火山噴火が・・
なんて事もあり得るのです。

さらに、白頭山から100キロほどしか離れていない場所に

中国が建設中の原子力発電所があります。

もしこの原子力発電所が稼働した後に

白頭山噴火が起こってしまって火砕流が流れ込んでしまうと

東アジア全体に壊滅的な被害が予想されます。

白頭山噴火によって、ご自身のお住いの地域に被害があまりなかったとしても

地震や噴火の危険性はありますので十分気をつけなくてはなりません。

まとめ

隣国の話だと油断をせずに、近い将来噴火の確率は高いですので

考えられる被害を想定しながら

備えるようにしたいですね。

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