北朝鮮ICBMなどミサイルの種類や電磁パルスや水爆の威力を分かりやすく解説

毎日の報道で緊張が高まる中、

耳にはするけどイマイチよく分からない!

という方のために、ICBM始めミサイルの種類や電磁パルス攻撃、

水爆の脅威について分かりやすく解説していきたいと思います。

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北朝鮮からのICBM?ミサイルなどの種類は?

ニュースでよく、

「今回のミサイルはICBMの可能性が・・」

などと報道されていますが、そのほかにも

「火星14」
「北極星3」

なんかが警戒されています。

怖いのは分かるけど、どう違うの?

という疑問をお持ちのかたも多いので、

よくニュースで取り上げられている最も脅威なミサイルを解説したいと思います。

ICBM(火星14)

こちらは一番耳にするミサイルです。

(長距離弾道ミサイル)大陸間弾道ミサイルのうち、

射程距離が5500キロ以上になります。

核弾頭が搭載され、遠くの国にも攻撃をする事ができます。

ノドン

こちらは準中距離弾道ミサイルで、射程距離は1300キロ。

日本のほぼ全域が射程範囲となり、日本を攻撃するために開発されたミサイルと言われています。

精度はそこまで良くなく、

◯◯に攻撃!なんてピンポイントでの攻撃は難しいようです。

火星12

射程距離は2000キロ以上の中距離弾道ミサイルです。

大型の核弾頭を搭載可能と言われており、

もし仮に日本に攻撃された場合は想像を超える被害が予想されます。

中距離と言われていますが、

グアムにまで届くとも言われており、脅威であるミサイルです。

北極星1〜3

北極星1という名前がついているものは、
潜水艦弾道発射ミサイル(SLBM)です。

潜水艦からの水中発射には成功していますが、

ミサイルが小さく距離が短いためアメリカに向けて攻撃するには脅威となりません。

北極星2は、北極星1を陸上配備型に改良されたミサイルです。

北極星1よりも準備時間が短いので事前探知や追撃が難しいとされています。

射程範囲は日本全土を含む2000キロ以上となっています。

北極星3は、新型の潜水艦発射弾道ミサイルです。

新しく開発されているものなので詳細は不明ですが、

射程距離は以前のものより伸ばしている可能性が高く、

事前探知が難しいもののようです。

北朝鮮からの電磁パルス攻撃とは?

電磁パルス攻撃とは、聞きなれない方もいらっしゃるかと思いますが
大変危険な攻撃の一つです。

簡単に説明すると、(高高度核爆発)で、

地上30〜400キロの大気圏内で核爆弾を爆発させます。

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そうすると、放出されたガンマ線が大気中の分子と衝突して強力な電磁波を発生させます。

この電磁波が、私たちの生活に欠かせない電子機器を使用不可能にします。

電子機器はパソコン・スマホなどを始め電車などの交通機関もマヒし、電気ガス水道などのライフラインも一切使えなくなります。

核爆発は高度が高ければ高いほど被害範囲は広くなり、

例えば東京の地上30キロで核爆発した場合の被害範囲は中国地方を除く本州まで。

東京の地上100キロで核爆発した場合は北海道から九州までの範囲が被害を受けることになります。

私たちの生活は、交通手段や情報の伝達も電子機器に頼っている生活ですので

電磁パルス攻撃で被害を受けると日常生活もままならなくなります。

一番怖いのは、復旧の目処が立たない所です。

いつ被害をうけていつ復旧できるのかが予測不能ですので

一人一人の備えが大切になります。

関連記事>>電磁パルス攻撃に備える防災グッズは?車が使えない時の対策とカセットコンロは使える?

北朝鮮の持つ水爆の威力とは?

2017年9月に、北朝鮮は水爆の実験をしましたよね。

その威力は凄まじく、広島原爆の10倍以上と言われています。

原爆と水爆の違いって何?
と思うかとおもいますが、その威力はまったく比較にならないほどです。

原爆→核分裂エネルギー
水爆→核融合エネルギー

という違いがありますが、だから何が違うの?
となりますよね^^;

要するに水爆は太陽と同じ原理の核融合なので

太陽の内部で起こる核融合反応を人工的に作り出し、爆発させるのです。

小さな太陽を作って爆発させる・・
そう考えると、凄まじいエネルギーですよね。

水爆の威力や範囲は原爆の数百〜数千倍といわれており

歴史上最大の水爆「ツァーリ・ボンバ」ですと広島原爆の3300倍となります。

こんなものを日本に落とされると、地球規模で被害が及びます。

2017年9月の北朝鮮による6回目の核実験で使用された水爆は

ツァーリ・ボンバほどの大きなものでないにしろ、

広島原爆の10倍以上の威力でした。

大きさによって被害範囲は変わりますが、威力が凄まじいのは変わりありません。

まとめ

連日報道されるミサイル関連のニュースですが

難しく説明されても分かりずらい部分もあります。

少しでも危機感を持ってもらうために、分かりやすく解説させていただきました。

今後どうなるか想定できない状況ですので、備えは必ずしておいて下さいね。

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