夏の暑さにも負けず、毎日飛び回りながら遊ぶ子供たち。
元気なのは良い事なんですが、熱中症が心配になります。
そこで、子供の熱中症対策や疲労回復に効果的な食事、
万が一熱中症になってしまった時の対処法をご紹介します。
子供の熱中症対策って?どうすればいい?
子供に遊びに行くな!
とは言えませんので、最低限できる事はしてあげたいものです。
子供は遊ぶのに夢中になってしまいがちなので、
保護者の方がきちんと危険性を話して理解させる事が大切です。
熱中症の危険性を話した上で、子供さんにしてあげれる対策は
①帽子を忘れずに被らせる
②水分補給をこまめにさせる
③炎天下の中長時間遊ばないようにさせる
④疲れたら必ず休憩させる
水分補給については、利尿作用のあるものは逆効果になりますので緑茶はNG。
麦茶か、もしくはスポーツドリンクを持たせてあげましょう。
ですが、スポーツドリンクは甘くて飲みやすいので
一気に飲み干してしまう可能性が高いですので注意が必要です。
水筒に入れて持たせるのであれば、麦茶が一番おすすめです。
また、外に出ている時だけでなく日頃の生活にも気をつけたいところ。
朝ごはんをしっかり食べ、早寝早起きをきちんとしましょう。
寝不足の状態や朝ごはんを食べずに空腹の時は
熱中症になる危険性を高める原因となります。
夏休みなんかは生活リズムが崩れがちなので、
新学期の為にも熱中症対策の為にも生活リズムは整えてあげましょう。
疲労回復に効果的な食べ物とは?
熱中症対策にもなりますし、夏バテ防止の為にも気をつけておきたい食生活。
疲れにくい体作りのためにも、おすすめしたい疲労回復効果のある食べ物のご紹介です。
ビタミンB1
豚肉
大豆
鶏肉
かつお節 など
ビタミンB1と一緒に摂ると良いのがクエン酸です。
クエン酸は柑橘系や梅・お酢などに含まれています。
トンカツにレモンを添えたり、酢の物を一緒に摂るなどして工夫しましょう。
一品で両方とるなら【酢豚】なんかがおすすめですね^^
豚肉の方が牛肉よりお安く買えますし、
疲労回復効果バツグンの食材ですので夏場は豚肉を積極的に摂るようにしましょう。
野菜でいえば、
トマトや大根、オクラなどです。
大根はできるだけ生で食べるのが良いですので、
大根おろしにしたりサラダにするのが一番。
大根とワカメのサラダにし、ドレッシングにレモン汁をプラスすれば疲労回復にピッタリのサラダになります。
我が家はできるだけ大根を生で食べて欲しいので積極的にサラダにして食べさせています。
千切りにして塩もみし、水切りした大根にツナを入れてマヨネーズで混ぜるだけで
大根ツナサラダになります。
これなら子供も食べやすく、沢山食べてくれますよ(^ ^)
疲労回復効果のある納豆とオクラを混ぜてご飯に乗せたり
お蕎麦に乗せたりするのも良いですよ。
お子さんの好きな食べ物にプラスαで
疲労回復効果のある食材を取り入れるようにしたいですね。
熱中症になってしまった時の対処法は?
もし熱中症になってしまった時はどうすればいいのか、まとめてみました。
まず、熱中症になると現れる症状がこちら
・顔面蒼白
・ふらつく
・顔が真っ赤に火照る
・体温の上昇
・ふるえ
・手足がつる
・頭痛
・吐き気や嘔吐
このような症状が現れると、熱中症の可能性があります。
これらの症状がみられた時には、まず衣服を緩めて(締め付けない服に着替えさせるなど)
涼しい場所に移動させ、水分補給をさせます。
この時の水分補給は経口補水液がベスト。
それから、脇の下や足の付け根など、太い血管が通る場所を保冷剤や氷などで冷やしてあげます。
もし、水分補給を自分でできないほどグッタリしている、
意識が朦朧としていたり、応急処置をしても改善しないようなら
すぐに医療機関に連れて行くか救急車を呼んで下さい。
小さい体ですので熱がこもりやすい上に体温調節機能も未熟です。
脱水症状にもなりやすいですので、異変にはいち早く気づいてあげる事が大切です。
まとめ
毎年熱中症で倒れたというニュースを聞くほど、
危険性の高いものです。
元気に遊びにいく子供を見守りつつ、
親御さんは子供さんの体調の変化がないか注意して見てあげるようにしましょう。