夏休みの定番の宿題となる読書感想文。
初めての経験になる一年生にとっては、
とっても難しい課題となります。
一年生でも簡単に書く方法や、文章の構成、
感想文を書くにあたって書きやすい本の選び方など説明していきたいと思います。
読書感想文を簡単に書くためには?
「はい、本を読んで感想を書こうね〜」
なんて言った所で、スラスラ書ける一年生なんていませんよね^^;
お母さんやお父さんが助けてあげないと、なかなか難しいものです。
せっかく子供なりに書いたものを後々ダメ出ししてしまうと、
子供なりに傷つくので絶対にやめましょう。
一番簡単な方法としては、子供さんが借りてきた本を親御さんが一緒に読み、
読み終えたら子供さんに質問してみましょう。
どの部分が一番面白かった?(悲しかった?)
本に出てきた◯◯って、どう思ってたと思う?
◯◯が△△した時、どんな気持ちだったのかな?
もし自分が◯◯だったら、どうしてたかな?
など、ストーリーの中で感想文として書きやすいポイントを親御さんが押さえつつ、
子供さんに質問します。
そうすると子供だと答えやすいので、答えた事を親御さんがメモしておきます。
そこだけ助けてあげれば、
あとは子供さんが感じた事を構成に合わせて書き込んでいくだけですので
スムーズに感想文を書く事ができます。
読書感想文を簡単に仕上げる構成とは?
高学年ともなれば、複雑に細かく書くことはできますが、
まだまだ小さな一年生ですので、感想文の構成はできる限りシンプルに。
あまり複雑にしてしまうと子供さんが嫌がってしまいます。
シンプルで、かつまとまりのある流れがこちら
②この本のストーリーを簡単に書く
③どこが面白かった、悲しかったなどの感想
④この本を読んだ後の自分の気持ちのまとめ
①は、本当に簡単でいいです。
例えば、絵が可愛かったから、とか、
虫が好きなお子さんなら虫の本だったから
なんかでも十分です。
②は、◯◯が△△しながら◻︎◻︎するお話です。
というように、簡潔に書きます。
後から自分の感想を書きますので、
ここでは本のストーリーを簡単に書くだけにします。
③は、先ほどの子供さんに質問した時のメモの出番です!
本のストーリーを交えながら自分の感想や思ったこと、
感じた事をメモを参考に書き出します。
④は、この本を選んだ上でのまとめとなります。難しく感じるかもしれませんが、例えば
◯◯はこんな事をしてたので、僕もこれから△△していきたいと思います。
◯◯は△△して泣いてしまったので私は△△しないようにしたいと思います。
というように、本を読んだ経験をどう生かしていくのか、
自分の気持ちはどう変化したのかなどをまとめると良いです。
読書感想文を書きやすい本とは?
感想文を書くにあたって、本選びは重要になります。
子供さんが読みたい本が一番いいのですが、
その本が一年生にとっては字が多すぎたり長すぎたり・・
とすると感想文は格段に難しくなってしまいます。
なので、
できるだけ短いページ数で尚且つ内容が分かりやすいものが良いです。
一年生の夏休みの時期なんて、幼稚園・保育園を卒園してから考えると、
たった数ヶ月しか経っていません。
ですから、絵本から比べると少し長い?かな?
位のページ数の方が子供だと疲れません。
図書館で借りてくるのであれば、子供さんと一緒に選べますが
学校の図書室で借りてくる場合は一緒に選べませんよね。
そんな時は何冊か借りてきた中で、一番書きやすそうな物を選んであげましょう。
字が沢山あるものより、絵が沢山入っている方が子供だと想像もしやすく、
飽きがこないのでおすすめです。
まとめ
面倒に思いがちな読書感想文ですが、
この構成や本選びをきちんとすれば一年生でもスラスラ書く事ができます。
思った事、感じた事を文章にまとめる作業ができれば
子供さんの自信にも繋がりますので、
是非お母さんお父さんが助けてあげて下さいね^^