育ててる朝顔がなかなか花を咲かせない、
咲いても少ない!
とお悩みの方に
朝顔にピッタリの肥料の選び方や
沢山花を咲かせるコツのご紹介します。
朝顔の花が咲かない原因は?
子供さんが夏休みに持って帰ってきた朝顔や、
せっせと育てている朝顔の花が咲いてくれない・少ないと心配になりますよね。
朝顔の花が咲いてくれない原因の一つに、意外と多いのが
夜間の光が当たってしまっている
という事があります。
朝顔は「短日植物」
ですので、夜間に室内の照明の光が朝顔に当たってしまうと
花を咲かせない原因となります。
アパートやマンションの場合ベランダで育てている方が多いと思いますが、
部屋のすぐ外で朝顔を置いていると室内の光が漏れてしまいがちです。
カーテンで必ず照明の光を遮るか、鉢の場所を移動させましょう。
室内の照明が当たっていなくても、
何らかの理由で明るい場所に置いている場合は鉢の場所を移動すれば
また元気に花を咲かせてくれます。
また、育てている朝顔の品種も確認してみましょう。
朝顔の品種によっては花が咲く時期が変わってきます。
日本アサガオは7月頃から花が咲くのに対し、
西洋アサガオは花が咲く時期が遅く、8月頃になります。
ちなみに、一番花が咲くのが遅い西洋アサガオは葉に毛が生えておらず
葉がつるつるしているのが代表的な特徴です。
お隣の朝顔は早くに咲いているのに我が家の朝顔は全く咲かない!
と思う前に、一度お家の朝顔の品種を確認してみて下さい。
他には、水やりが原因の場合が考えられます。
水やりにも朝顔を育てる上でのコツがありますので、良かったらこちらも参考にしてみて下さい。
関連記事>>朝顔が枯れた時の復活方法や葉っぱが黄色くなった時や花が枯れた後について
その他、肥料の配合も考えられますので次の章で説明していきたいと思います。
朝顔の花を咲かせるための肥料は?
肥料と一言で言っても、色々種類があるので選び方が難しいものです。
肥料には窒素・リン酸・カリという成分が入っています。
窒素→つるや葉っぱを育てる
リン酸→花や実を育てる
カリ→根を育てる
という役割があります。
花の成長を促したいわけですので、リン酸だけをあげれば良いのでは?
と思いがちですが、肥料を選ぶときは全ての成分が同等に配合されてるものか、
リン酸が多少多めのものを選びましょう。
朝顔でグリーンカーテンを作る!
なんて時は、
つるや葉っぱの成長を促す窒素を多く含んだ肥料を選びます。
目的に合わせて肥料選びを変えるようにする。
この少しの一工夫で立派に綺麗な花が咲いてくれます。
肥料を与えるペースですが、
液体肥料の場合は1週間〜10日
固形肥料の場合は1ヶ月に一度のペースで与えます。
追肥するのが面倒だったり、忘れてしまいがちな方には固形肥料の方がおすすめです。
朝顔の花を咲かせるコツって?
花を沢山つけたい!
という時は、肥料ももちろんですがもう一つ大事な事があります。
それが「摘芯」です。
摘芯とは、朝顔のつるの先端を切り落としてしまう事です。
摘芯をすることによって、つるの横側から脇芽が出て来てくれます。
これによって、劇的に株が大きくなり花を沢山つけてくれるようになります。
グングン伸びているつるの先端を切り落とすのって大丈夫?
と心配してしまいがちですが、つるに栄養が行くのを遮り、
その分花を咲かせる事になりますので定期的に行い様子を見てみましょう。
まとめ
夏に綺麗な花を咲かせてくれる朝顔。
ちょっとした工夫や配慮をしてあげれば
沢山花が咲くようになりますので、試してみて下さいね^^