営業マンがお客さんにお歳暮を贈る時、会社と個人の違いやマナーと挨拶について

お客さんへのお歳暮を贈る時、

会社に贈る時と個人宛に贈る時に注意したい点は?

そして、絶対に押さえておきたいマナーや
お客さんへの挨拶文などを
ご紹介したいと思います。

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営業マンがお客さんにお歳暮を贈る

営業マンにとって、日頃からお世話になっている
お客様へのお歳暮というのは非常に重要です。

最近はお歳暮を贈る事は少なくなってきていますが、
逆に言えば
少なくなってきているからこそ重要とも言えます。

他の営業マンがお歳暮を贈ることなんかしないのに、
あなただけがお客様にお歳暮を贈れば
他の営業マンとの印象は本当に

天と地ほどの差がつきます。

しかし、すべてのお客様にお歳暮を贈るとなると
大変ですし、毎年しなくてはいけません。

今年お世話になったから、今年だけ・・

とはいかないんです!

そこは先々の事を考えた上で
お客様に贈る事をオススメします。

今の時代は、人と人との繋がりが
昔に比べれば少なくなってきています。

ですが、人というのは親切にされると
邪険に扱ったり出来ないものです。

Aさんという営業マンは親切。
Bさんという営業マンは契約の時しか会わない。

となると、なにかあった時に頼もうと思うのは
必ずAさんになります。

もちろん、お歳暮だけが重要な訳ではないので
日々のお客様対応が一番なのですが

ココ!という時には大事な部分になってきます。

あなたの営業活動の中で
お歳暮を取り入れてみてはいかがでしょうか?

お客さんにお歳暮を贈る時、会社と個人の違い

お世話になっている会社に贈る場合、
贈り先が「会社」なのか支店や部署、
それとも個人宛てなのかによって、宛先の名前が変わります。

会社の中でも、○○さん、と
特定の人にお世話になっている場合は、その担当者名を書いて贈ります。

それ以外の場合は「会社宛て」「支店宛て」「部署宛て」
というようになります。

会社に贈る場合、宛先は取引先の社長名、
支店宛てならば支店長名、
部署宛は部署長名で贈るのが一般的な贈り方となります。

選び方にもポイントがあります。

会社宛に贈るならば、職場で分けられたり、使えたりするギフトが喜ばれます。
個包装のお菓子やコーヒー、缶ジュース、お茶など。

できれば冷蔵庫に入れる必要がなく、日持ちするものを選ぶのが良いです。

切って取り分ける必要があるホールケーキや果物などは
相手側にお手間となりますので避けましょう。

また食品を取り扱う会社に贈る場合などは、
相手先が競合する会社の商品を贈らないように注意する必要があります。

個人宛てに贈る場合は、贈り先の家族構成や好みを第一に考えます。

小さなお子さんがいらっしゃるご家庭なら
果実系のジュースなどがオススメです。

会社に贈る時なら、個包装されていたり
万人受けする物を選ぶのに対し、個人宛に贈る時の場合は

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○○さんに!というのが強くなりますから
お歳暮選びは重要となります。

「○○さんが和菓子がお好きだと聞いていたので・・」
などの一言を添える事によって
覚えててくれたのね、と好印象になります。

しかし、お酒が好きなお客様の時は
特に気をつけたい事があります。

ビールですと銘柄、
焼酎なら麦?芋?
ワインなら白?赤?

などです。

我が家でもビールならココの○○!と決まっていますし、
ワインも白は好きだけど赤は飲めません。

このように好みは分かれやすいお酒なんかは
贈る時は気をつけましょう。

お歳暮の時期になるまでに、必ず会話の中で
リサーチしておくようにして下さいね。

値段相場はお世話になっている程度や相手によって異なります。

お客様へは3000円~5000円前後。
特別にお世話になっているお客様や会社宛でしたら
5000円~10000円程度が目安となります。

あくまでも金額の目安ですので、
お客様の好みにあわせて選びましょう。

お客さんにお歳暮を贈る時のマナーや挨拶って?

お歳暮の品物には熨斗(のし)と水引をつけるのが
マナーとなっています。

持参して手渡しするときは外熨斗が基本です。

上段は「お歳暮」か「御歳暮」と書き、
下段には自分の名前を書きます。

水引は、紅白で蝶々結びのものを使います。

ただし、生ものの場合は熨斗は必要ありません。
日持ちのしないものを贈る時には、
「お早めにお召し上がりください」と一言付け加えると親切です。

営業マンなら、遠方でどうしても手渡しできない場合を
除けば、手渡しが基本です。

お歳暮を渡す時のご挨拶の例としては

・「形ばかりですが、お礼の気持ちです」
・「今年も大変お世話になりました。心ばかりのものですがお届けにあがりました」
・「大変お世話になりました。皆さんで召し上がって下さい」

という一言を添えて渡すと良いでしょう。

ご挨拶をきちんとしなくちゃ!と力をいれなくても、
お客様に感謝の気持ちが伝われば堅苦しくなくてもいいですので
笑顔で気持ちを伝えることが大切です。

お客様の職種(公務員)や会社によっては
お歳暮などの贈答品を断られる場合がありますので
事前に会社の規定を調べておくようにしましょう。

もし、贈答禁止の会社でしたら、
お礼として簡単な手土産などを持参するようにすることもできます。

お歳暮やお中元を贈らなくても
普段からの言葉や、お客様への対応をきちんと
して礼儀を欠かさなければ大丈夫です。

まとめ

お客様へのお歳暮は本当に悩んでしまいますが、
最低限押さえておきたい商品の選び方や
マナーをお話しさせていただきました。

堅苦しすぎる挨拶文よりも
お客様の事を考えて商品を選べば
きっと感謝の気持ちは伝わります。

今後のビジネスにも役立ちますので
是非とも活用してみて下さい。

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