川崎病に4ヶ月の赤ちゃんが!再発までの期間や後遺症なしで完治のその後

川崎病になってしまった子供さんを持つお母さんは
今、とても不安な状態だと思います。

我が家の娘が4ヶ月で川崎病を発症し、
完治したのに再発してしまったり・・

経験したからこそ分かる体験談です。

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川崎病が4ヶ月の赤ちゃんの時に発症!

よく、ネットなどの情報によると、

川崎病は1歳前後をピークに5歳未満の発症が8割を占めます・・

など書かれていますが、

我が家の娘は、生後4か月の時
川崎病を発症しました。

一つ上のお兄ちゃんは1歳過ぎるまで風邪ひく事もなく
元気に成長していたので、
突然の高熱にびっくりしました。

何だか元気がないような・・?
と気づき、熱を測ると38℃超え。
そして、赤い発疹がお腹のあたりにポツポツ出ていました。

突発性発疹だな!と思っていたんですが、
それにしてはグッタリしてるような・・

産まれて初めての発熱だったので、
自己判断は危険!と思い、
すぐに出産した総合病院へ連れて行きました。

診察をして、血液検査をし、結果を待っている間、
点滴をしていました。

しばらくすると、血液検査の結果の紙を持った先生が
来てくれて説明されました。

とにかく不安でいっぱいでったので、
先生の説明があまり頭に入ってこない状態でしたが
話をまとめると、

「川崎病の疑いあり・・」

との事でした。

川崎病とすぐに診断される事はなく、
川崎病の症状にいくつ当てはまっているかが
重要な判断になります。

川崎病を疑う6大症状

①38~40℃の高熱が続く

②手足が赤くなる、パンパンになるほどむくむ

③体の皮膚に赤く盛り上がりのない発疹が現れる(大きさや形が一定でない)

④両目が赤く充血する

⑤唇、舌が赤くなり、口の中の粘膜も赤くただれる

⑥首のリンパ節が腫れる

これらの症状の中で5項目当てはまって初めて
「川崎病」
と診断されます。

娘の場合、症状が出揃うのが早かったらしく、
病院へ行く時には②以外の症状がありました。

そのため、早い段階で川崎病の診断をされたので
点滴後すぐに入院手続きに入りました。

私みたいな素人だと、
目の充血も
「高熱出てるから充血してるんじゃないかな?」
と思ってましたし、
首のリンパの腫れも気づけていませんでした。

突発性発疹だろう・・
と自己判断をせず、早く病院へ行って正解でした。

0歳児未満のお子さんがいる場合、
高熱や発疹が出たら様子を見る・・などせずに
すぐに病院へ行って下さいね。

川崎病のまさかの再発!それまでの期間は?

川崎病と診断されるのが早かったので、
早くガンマグロブリンでの治療に入る事ができました。

一般的には2週間前後の入院になる事が多いそうですが、
娘は9日で退院できました。

後遺症もなく、元気いっぱいです。

退院後は3ヶ月後・・
半年後・・
1年後・・

と、異常がなければ診察の間隔は空いてきますが、
毎年1回は必ず検査をしていました。

大きな病気もなく、元気に過ごしていたのですが・・

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3歳2ヶ月。

またまた突然の高熱。

手・足の先がパンパンになり、赤く腫れあがっていました。

まさか・・?と思い、
すぐに病院へ行くと・・

やはり川崎病が再発。

すぐに入院になりました。

同じ川崎病なのに、1回目と2回目では
微妙に症状が違ったのが意外でした。

2回目では発疹はほぼ出てないし・・
そのかわり、リンパの腫れと
手・足の腫れは本当に酷かったです。

手をグーのポーズが出来ないほどに腫れていたんです。

そして気がかりなのは、やはり後遺症です。

1回目は後遺症はなかったのですが
今回は2回目。

後遺症が残らないか心配で心配で
入院中は気が気じゃない状態でした。

先生も念入りに検査して下さったんですが、
今回も後遺症はなく、無事に9日で退院することができました。

川崎病の後遺症はなし!完治したその後の生活

再発して一番恐れていた後遺症はなく
無事に退院できましたが、
今も年に一度の検査に行っています。

あれから、特に変わりなく過ごしています。

ちょっとした風邪も全然ひかない元気な女の子です。

風邪なら、お兄ちゃんの方がよくひく位です(;^_^

今は元気ですが、小児科の先生には
「3回ほど再発して入院するお子さんもいるよ」

と言われたので、
発熱があると怖くなります。

再発すれば、それだけ後遺症の可能性も増えます。

再発しないように注意したいのですが、
川崎病は原因不明の病気です。

遺伝も関係ないと言われています。
(我が家も、娘以外、誰も川崎病になった事はありません)

再発を予防する事は出来ませんが、
何か体に異常があった時は
様子を見るなどせずに、すぐ大きな病院へ行くようにしています。

普段は本当に元気で、女の子の割にヤンチャで
川崎病で入院していた事も忘れてしまう程ですが・・(;’∀’)

一度でも川崎病と診断された事のあるお子さんの場合は
特に注意して気にかけてあげて下さい。

娘の川崎病の経験談まとめ

難病・・と聞くと本当に怖いですが、
やはり一番大切なのは
早く病院で受診することだと思います。

1回目は4ヶ月の赤ちゃんでしたが、
2回目は3歳2ヶ月。

2回目の時は喋れる年齢でしたので、
体の調子の事を聞くと
本当にしんどかったようです。

高熱で夜中何回も起きてきては、
お家に帰りたい!
と泣き喚かれました。

川崎病は感染症ではないので
大部屋で入院していましたが、

泣かれるので夜中何回もあやしていました。

40℃近い発熱ですので当然ですよね・・。

月齢が小さなお子さんですと、このように
泣かれる・グズられる・・といった可能性があるので
個室の方がオススメかもしれません。

もちろん個室でも気を使うんですが、
大部屋と比べると、ベッドがすぐ隣!
とかではないので、少しだけでも気は楽かと思います。

生後数か月で川崎病と診断されれば、
誰だって不安になります。

私の娘の体験談で少しでも
勇気づけれれば幸いです。

どうか、看病しているお母さんも無理しないようにして下さいね。

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