インフルエンザが猛威を振るう時期になってきました。
特に妊婦さんの場合、気が気じゃないと思います。
2人目妊娠中のお母さんなら、上の子がインフルエンザに
なってしまうと赤ちゃんへの影響や
自分にもうつってしまう!と
心配になります。
上のお子さんの看病で注意したい点や
赤ちゃんへの影響、家族内での感染についてのお話です。
妊娠中に上の子がインフルエンザになってしまった時は
上のお子さんが幼稚園や保育園に通っている場合、
どうしてもインフルエンザにかかるリスクは高くなってしまいます。
インフルエンザに感染してしまったお子さんの看病の際は
お母さんまで感染してしまわないように十分注意して下さい。
看病する時の注意点は
・インフルエンザに感染したら、なるべく部屋から出ないようにしてもらう
・マスクをつけてもらい、自分も必ずマスクをつける
・感染した家族がいる部屋へ入るときはエプロンを着け、出るときにははずす
・感染した家族がいる部屋の外側にはアルコールスプレーなどを設置して、
手とドアノブを消毒する
・感染した家族の洗濯物は、ビニール袋に入れ洗濯機に入れるまで出さないようにする
・部屋の温度と湿度をあげる
・お世話した後は手洗い・うがいをしっかりする
小さな子供さんは、隔離するのは難しいかもしれません。
ですが、お母さんがマスクをつけてこまめに部屋に様子を見に行くように
したり、なにか異変があればすぐ分かるように
隣の部屋にいるなどしましょう。
我が家の子供たちはマスクをつけると呼吸がしづらいのか、
すぐに外してしまっていました。
そこで、なんとか解決方法がないか試行錯誤の結果、
キャラクターものや、可愛いプリントされているマスクにすると
無地の物より抵抗なくつけてくれました。
マスクを嫌がるお子さんの場合、一度試してみて下さい。
妊娠中のインフルエンザは赤ちゃんに影響あるの?
まず初めに、インフルエンザウイルス自体は胎児へ影響はありません。
インフルエンザウイルスがお腹の赤ちゃんに入り込んでしまわぬよう、
胎盤がガードしてくれているからです。
ただし、妊婦さんは免疫力がどうしても低下しがちですし、
初期であれば「つわり」
後期であればお腹の圧迫感・腰痛などで
睡眠不足にもなってしまいます。
睡眠不足により、体力も低下してしまいますので
それによってインフルエンザにかかりやすく、そして重症化しやすいのです。
インフルエンザにかかる事で母体に様々な悪影響が起こります。
その母体に及ぼす悪影響が、結果として胎児への悪影響となるのです。
悪影響の一つに、インフルエンザによる吐き気や咳などがあります。
こういった症状により、
お腹に力がかかってしまいます。
力が入ってしまうと、子宮の張りに繋がる事がありますので
気をつけなければいけません。
万が一、インフルエンザのような症状が出てしまった時は
早めに病院にいきましょう。
妊娠中でも服用できるお薬を出してくれますし、
赤ちゃんへの影響など、気になる事があれば
きちんと説明してくれます。
しかし、インフルエンザの可能性がある時はいきなり産婦人科へ行かず、
事前に病院へ連絡しておきましょう。
他の妊婦さんに迷惑をかけてしまいますので、
問い合わせした産婦人科の方の指示にしたがって
受診しましょう。
子供がインフルエンザになると親にもうつる?
子供さんがインフルエンザに感染したら
お母さんであれば、どうしても近くにいるため
感染のリスクは高くなってしまいます。
ですが、必ずしも感染する訳ではありません。
お母さん自身が、栄養・睡眠をきちんと取る事が大切です。
お世話の合間に家事もしなくちゃ・・と無理してしまいますが、
そこは思い切って手抜きし、子供さんが寝ている時は
一緒に睡眠をとるようにしましょう。
部屋の温度と加湿も大切です。
インフルエンザウイルスは湿度に弱いため、
部屋の湿度は50%以上になるようにしましょう。
私も、子供がインフルエンザの時は
加湿器を24時間稼働。
部屋の換気をこまめにし、
さらに湿度が上がるように洗濯物を部屋に干すようにしました。
これで家族全員インフルエンザに感染・・
という最悪な状況を回避できました^_^
感染を防ぐために、ワクチン接種がありますが、
インフルエンザワクチンの接種は、持病がある方には特に重要ですが、
打ったからといって100%感染しないわけではありません。
まずは、外出後の手洗い、うがいを念入りにし、
部屋の湿度をほとんどのインフルエンザウイルスが死滅する50%以上に保って
十分休養をとるのが大切です。
まとめ
とくに怖い妊娠中のインフルエンザ。
感染してしまった子供さんが一番辛いですが、
看病の時は感染予防をしっかりし、
お母さんは無理しないようにしましょう。
あまり心配しすぎるのも
赤ちゃんに良くないですので、
手抜きできる所はして、ゆっくり休み、
ご自身の体調を優先して下さいね。